読書記録5 第三次世界大戦はもう始まっている

こんにちは。

 

今回はエマニュエル・トッドさんの『第三次世界大戦はもう始まっている』を紹介いたします。

 

 

 

 

エマニュエル・トッドとは?

まず、著者のエマニュエル・トッドさんについて紹介します。

 

彼はフランスの歴史人口学者、家族人類学者です。

 

一歩引いた視点から国際情勢を考えられる、非常に聡明な方だなと感じます。(上から目線の評価みたいですみません)

 

彼のすごいところは、的確な”予言”です。

 

過去には、トランプ氏の当選や、イギリスのEU離脱などを見事に的中させました。

 

 

本の内容

この本のタイトルにもある第三次世界大戦とは”ウクライナ情勢”のことです。

 

アメリカ、イギリスをはじめとする西洋諸国と、ロシアの対立を中立的な立場から述べています。

 

ウクライナ戦争の原因と責任はプーチンではなくアメリカとNATOにある。とこの本では主張されています。

 

もちろん、それは著者がロシアや中国を応援しているからではなく、中立的な立場から過去の条約や統計的な判断をした結果、導かれたものです。

 

むしろ、ロシアからの資源の供給が止まり、経済難になるのは西洋諸国である。とも述べられており、根拠も非常に納得できるものでした。

 

 

感想など

この本の中で特に印象に残った文章を引用いたします。

 

”西洋社会では・・・社会が目標を失っています。この戦争は、実は西洋社会が虚無の状態から抜け出すための戦争で、ヨーロッパ社会に存在意義を与えるために、この戦争が歪んだ形で使われてしまったのではないか ”

 

本全体を読まなければ、難しいかもしれませんが、著者はこのように述べています。

 

著者はフランス人ですが、冷静に自国を含む西洋諸国やアメリカを批評できるのは本当にすごいとしか言いようがありません。

 

私はこの本を読んで、”ロシアが悪い”と思わされていたのだな、と感じました。

 

現在のロシアでは、多くの国民がきちんと教育を受けることができるし、女性の大学進学率もかなり高い。

 

アメリカやヨーロッパや日本では、反ロシア感情を掻き立てるような情報が流されていますが、思考停止に陥らずに、自分で考えることの大切さをこの本から学びました。

 

終わりに

今回は”ウクライナ問題”についての本の紹介だったので、内容が重めでしたね。

 

国際情勢に関心を持つことは大事ですが、ネガティブな情報ばかりを入れていると暗い気分になってしまうものです。

 

好きなことや楽しいことの情報も大切にしてくださいね!

 

 

それではまた!ありがとうございました!!

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